FGF-2とは

FGF-2とは
ips細胞の実用化が徐々に進む再生医療の分野。今後もさらに発展することが期待される分野ですが、再生医療の中で注目されているのが『FGF-2』という物質。

 

■FGF-2とは?
FGF-2とは、我々人間の体のなかに元々存在しているタンパク質の一種です。新しく開発されたものというわけではありません。

 

FGF-2の働きは、病気や炎症などで血管の流れが悪くなった時に、血管を新しく作る物質に作用して新しい血管を作っていきます。

 

まさしく体の中で新しい血管を「再生」させる物質です。FGF-2は今までにその存在が明らかになっていたのですが、これまでは外部から体内への注入はすぐに分解されてしまうため、治療には使えませんでした。

 

しかし研究の末、特別なゲル状の物質にFGF-2を混ぜて患部に使用する治療方法が、研究上可能となりました。

 

■FGF-2の効果
臨床試験の結果、足の血管が詰まって切断の危機を迎えていた患者の血管を見事に再生させて、歩行可能なまでに回復させることができました。

 

また、成人の8割がかかっている歯周病にもFGF-2の再生効果があるといいます。歯周病は歯茎だけでなく骨も溶かしてしまう病気ですが、FGF-2の投与によって血管が再生し、骨や歯茎が作られるのだそうです。

 

このようにFGF-2は人間が本来持っている血管再生という自然治癒力を高めるというものです。

 

■FGF-2の実用化
FGF-2の効果は臨床試験の段階で証明されています。実用化までにはまだしばらくかかるようです。

 

FGF-2が実用化すれば、歯科治療だけでなくさまざまな治療に活用されていくと思われます。もしかしたら傷を治す絆創膏にもFGF-2が使われる時代が来るかもしれません。

 

再生医療は今後さらに発展していく分野ですので、FGF-2の早期実用化に期待です。


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