タバコの三次喫煙の害

タバコの三次喫煙の害
今の日本では「タバコは悪いものである」という認識が定着しつつあります。タバコは肺がんの発生確率を劇的に高めることが知られており、健康を妨げるものであることは周知されています。

 

それ以外にも、喉頭がんに至っては約33倍のリスク、その他胃がんや大腸がんのリスクも1.5倍~2倍高まります。

 

■非喫煙者にも忍び寄るタバコの害
健康意識の高まりから、喫煙者だけでなく煙を吸い込む人にも害を及ぼすことがわかっています。

 

その代表的なものに『受動喫煙』があります。喫煙者の吐き出したタバコの煙だけでなく、火の着いたタバコから出る煙を吸むことも含みます。

 

受動喫煙は二次喫煙とも呼ばれており、喫煙者よりも害が出ることが知られています。喫煙者はタバコのフィルターを通して吸っていますが、受動喫煙はフィルターを通して吸っているわけではありませんからね。

 

さて、ここでは二次喫煙よりもさらに広範囲のリスクを伴う『三次喫煙』について、その害にも言及したいと思います。

 

■三次喫煙の害
三次喫煙とは、タバコの煙が壁や家具に付着し、その家具等を触った時などに手に付着し、発がん性物質が体内に入り込むことを言います。

 

三次喫煙の恐ろしいところはこれだけではなく、タバコの煙から発せられた発がん性物質がホコリなどに付着してそれが舞い上がり、衣服などの付着してタバコを吸っていない別の部屋に有害物質を運んでしまったり、吸い込んでしまうという点にもあります。

 

タバコの煙は消えているのに部屋中には発がん性物質が付着している状態で、小さくなった発がん性物質が浮遊しそれを吸い込むことを三次喫煙と言います。

 

喫煙者の服や髪の毛にも有害物質は付着してますので、すべての人に害が及ぶと言っても決して過言ではないのです。

 

【三次喫煙のリスク】
禁煙が進んでいるアメリカの国立がん研究所の発表によると、三次喫煙の一番の影響者は子どもや赤ちゃんなどの乳児だそうです。

 

理由は呼吸の早さにあります。一分間の呼吸速度を比較すると、大人よりも子どもや赤ちゃんのほうが呼吸は二倍から三倍と多く、壁や家具などに付いた有害物質をより多く吸い込んでしまうのです。

 

また、赤ちゃんは床やカーペットに接触することが多く背丈も小さいため、大人よりも三次喫煙のリスクや害は多くなります。

 

喫煙者の家族がいる家庭では、学校の欠席率が4割も高いというデータがありますが、これは受動喫煙や三次喫煙が健康に影響を及ぼしていると考えられなくもありません。

 

家族に喫煙者がいるご家庭では、家族が禁煙できるようできるだけ手助けしてあげるべきですし、家族や友人にタバコのよる害を与えないよう、喫煙者はできるだけ早くタバコをやめるべきではないでしょうか。


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