新型副鼻腔炎の症状と治療方法

新型副鼻腔炎の症状と治療方法
副鼻腔炎は珍しい病気ではありません。風邪を引いて菌が副鼻腔内で炎症を起こした時に副鼻腔炎と診断されます。たいていは一時的なものなのですが、長引くと慢性副鼻腔炎として診断されます。

 

最近、この慢性副鼻腔炎の治療に効果がない新型の副鼻腔炎が発生しています。しかも徐々に広まりつつあると言われています。この新型副鼻腔炎の症状と治療方法について紹介します。

 

■新型副鼻腔炎の原因
まず新型副鼻腔炎についてですが、新型副鼻腔炎は正式名称を「好酸球性副鼻腔炎」と言います。副鼻腔内の炎症の原因が好酸球によるものだからです。

 

【好酸球とは?】
好酸球とは白血球の一種で、アレルギーや寄生虫に反応して増加します。好酸球には弱い貪食機能が備わっており、寄生虫の幼虫などを処理する機能も備わっています。

 

アレルギー反応では炎症部分に好酸球が増加する傾向があります。

 

通常の副鼻腔炎は、風邪などによるウイルスや細菌が原因ですが、新型副鼻腔炎は細菌やウイルスが原因ではなく好酸球が原因で起こる炎症です。

 

■新型副鼻腔炎の症状
新型副鼻腔炎は鼻水や鼻詰まりなどの症状が出ます。また嗅覚障害が見られます。臭いを感じないという症状です。目の周りに炎症が見られることもあります。

 

また喉の周辺まで炎症が広がるため、ぜんそくのような咳が出ることもあります。ぜんそくを患っている方が新型副鼻腔炎になることも多く、新型副鼻腔炎の治療を行うとぜんそくが軽減する場合も多いということです。

 

鼻ポリープがあるのは慢性副鼻腔炎と同じですが、鼻ポリープの手術後に行う治療法が異なります。

 

■新型副鼻腔炎の治療法
新型副鼻腔炎の治療方法は従来の慢性副鼻腔炎とは違います。原因が好酸球にある、または細菌やウイルスにあるという明確な違いがあるため、治療方法は当然違うものになります。

 

まず鼻ポリープの手術は同じです。その後、

 

・慢性副鼻腔炎の場合は細菌やウイルスを排除するために抗生物質を使用します。

新型副鼻腔炎の場合は、好酸球を減らすために毎日の鼻洗浄とステロイド点鼻薬を行います。好酸球を完全に減らすという治療方法は見つかっていないため現状を維持する治療方法になりますが、高い効果があることが確認されています。

 

■新型副鼻腔炎について思うこと
新型副鼻腔炎の原因は好酸球によるものです。好酸球はアレルギーや寄生虫に関係があります。

 

しかし新型副鼻腔炎は2000年頃から増えていますので寄生虫が関係しているとは思えません。となると原因はアレルギーによるものだと推測できます。

 

アレルギー反応によって副鼻腔内が炎症した結果、好酸球が副鼻腔内に集まっているのだと仮定すると、原因は吸い込む空気になると考えられます。(正確には空気内の何かの物質)

 

咳の症状も出るのですから、呼吸によって外気から入ってきた何かに体が過剰に反応しているとすれば、それを防ぐ、あるいは対処することで新型副鼻腔炎の予防や完全な治療も可能になるような気がします。

 

もちろん体の中である物質が一定量の許容範囲を超えたことからアレルギーになりやすい体質になり、今まで問題なかった物質に対してアレルギー反応が起こるようになり、副鼻腔炎になったということも十分考えられます。

 

新型副鼻腔炎の治し方は今のところわかりませんが、どちらにせよ体を強くしたり体から毒素を排除するなどのことを行えば様々なアレルギーが治る例があるように、新型副鼻腔炎も治るのかもしれません。

 

東洋医学系の治療も平行して行うというのも、(確実なエビデンスはないものの)一つの手だと思います。


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