下がり鎖骨の治し方

下がり鎖骨の治し方
下がり鎖骨。初めて聞く言葉でしたが、現代人に増えている症状の一つでもあります。下がり鎖骨は本来の鎖骨の位置よりも鎖骨が下がっている状態で、この状態が続くことで体に悪い影響を与えています。

 

下がり鎖骨の症状

下がり鎖骨で代表的な症状が『肩こり』です。また、肩こりだけでなくその凝りが伝わって背中のこりや頭痛、耳鳴りや吐き気などの症状を引き起こすこともあります。

 

凝りが伝わるとは、一部の筋肉が緊張(凝り)することで、本来その部分が担っていた役割を別の部位が担うことになります。

 

すると別の部分が『過労働』になってその部分も凝ったように感じて、痛みやその他の不具合が生じます。これが『凝りが伝わる』ということです。

 

これら肩こりなどの症状に悩んでいる方の1/4は、下がり鎖骨の状態になっています。ちなみに下がり鎖骨は胸郭出口症候群と言う立派な名称が付いています。

 

鎖骨は本来正面から見ると逆ハの字になっています。しかし鎖骨が下がって水平の状態になると、首から体に流れている血管を圧迫する状態になります。

 

すると血流が悪くなり、老廃物が流れにくくなり頭部、肩、などに老廃物が溜まります。それが痛みとなって肩こりの症状が出るのです。

 

また、下がり鎖骨が慢性化すると、血管だけでなく神経も圧迫するようになり、頭痛や耳鳴りなどの症状にまで悩まされることになる可能性が出てきます。

 

下がり鎖骨の原因

もともと鎖骨は肩甲骨と同様に、肩や手を自由に動かすことができるようになっています。鎖骨や肩甲骨は固定されておらず、自由に動く構造になっています。

 

しかし、日頃から鎖骨の動きを制限してしまっていると、鎖骨の動きも制限されていきます。

 

下がり肩甲骨の原因
・片方の肩でカバンを持つ習慣がある
・肩をすくめる姿勢で本を読むクセがある
・前かがみで携帯電話をさわる習慣がある
・パソコンでうつむく姿勢が多い

 

下がり鎖骨の原因は、鎖骨を下げる動作が日常生活の中で多い場合に起こりやすいです。

 

下がり鎖骨のチェック方法

下がり鎖骨を調べる方法として、血流超音波エコーという機械を使って調べる場合もあります。エコーで血流の流れを調べることで、血管が圧迫されているかどうかを調べて判断します。

 

しかしこの方法以外でも自宅でチェックする方法があります。

 

自宅でできる下がり鎖骨のチェック方法
1,喉のくぼみから指四本分の外側の鎖骨に指を当てます
2,その部分の上下を「ピース」した指で同時にグッと押します

 

腕にしびれやダルさがあらわれたら、日頃から神経が圧迫されている証拠。整形外科などで診てもらうようにしましょう。

 

下がり鎖骨の治療方法と自宅でできる解消方法

下がり鎖骨を治療する方法として、装具をつけて矯正する方法があります。装着する装具は「姿勢矯正ベルト」。

 

胸骨が開き鎖骨が上がる姿勢を続けることで、下がり鎖骨が解消されます。前かがみになる作業の時に装着し、三ヶ月ほど続けると改善が見られるそうです。

 

自宅でできる下がり鎖骨の解消方法もあります。ブンブン体操と呼ぶものですが、鎖骨と肩甲骨を動かすことで下がり鎖骨を解消させます。

 

 

【ブンブン体操その一】
1,リラックスした状態で軽く足をひらき、少し前かがみに上体を倒します
2,肘を上げ、手のひらを前に向けます
3,手のひらを前に向けた状態で、肘を遠くから回します。

 

前後に五回転、一日3セット行います。一度に行うのではなく、朝昼晩と分けて行うと良いです。

 

前かがみの姿勢で腰が痛いという方は、上体をあまり曲げずに斜め上から肘を回す感じで行ってください。

 

 

 

【ブンブン体操その二】
1,リラックスした状態で軽く足をひらき、少し前かがみに上体を倒します
2,ブランと腕を垂らした状態から軽く肘を曲げて、手のひらは顔に向くようにします
3,上体を左右に五回ゆっくりとスイングします

 

左右に五回、一日3セット行います。こちらも一度に行うのではなく、朝昼晩と分けて行うと良いです。

 

前かがみの姿勢で腰が痛いという方は、上体をあまり曲げずに体の前で上記の体操を行ってください。

 

 

これらの体操は前かがみになることで、重力を使って鎖骨を上げて肩甲骨周りを柔軟にすることができますが、腰が痛い方は無理をせずに出来る範囲で、または効果は少し劣りますが、腰を曲げずに行いましょう。


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