肥満とアレルギーは腸内細菌が関係する

肥満とアレルギーは腸内細菌が関係する
腸内細菌と聞くと「ビフィズス菌」を思い浮かべる方も多いと思いますが、腸内細菌の種類は今判明しているだけでも100種類以上あります。

 

日本人に有名なビフィズス菌はどちらかと言うと腸内細菌の中ではマイナーな菌で、日本人の体質にピッタリ合う菌というわけでもありません。

 

日本人は味噌や納豆など、むかしから摂取している発酵菌や、野菜などから摂取できる菌に方が腸内に定着しやすいです。

 

肥満とアレルギーの原因に腸内細菌が関係

東洋医学では、昔から『食』とアレルギー、また『食』と肥満についての考え方が備わっていました。「食べ物が人を造る」という考え方は東洋医学ではお馴染みの考え方です。

 

摂取する食べ物によって体は変わります。体型が変わるということは、体の中身も変わるということ。その内の一つとして腸内の環境も変わります。

 

これはちゃんとした実験結果で明らかにされたものなのですが、高脂質食を食べ続けると、一週間で腸内細菌叢が変わることがわかりました

 

腸内細菌叢とは
腸内細菌叢とは、腸内に存在する細菌の分布を表す言葉です。腸内細菌は腸内でお花畑のように同種類の菌が集まって分布しています。

腸内フローラという言葉が使われることもあります。

 

腸内細菌は食べたものの消化を促したり、体内で必要な酵素を分泌したり、免疫力を高めたり、毒素を排出したりと、多岐にわたって人間の体調を整えるために働いています。

 

腸内細菌は『細菌』ですから、もちろん餌が必要。その餌となるのが人間が食べる「食べ物」なのです。

 

高脂質食は消化に時間のかかる食べ物です。腸内で長くとどまるため、腸内細菌は高脂質食を分解するための腸内細菌が増えます。一部の腸内細菌が増えるということは、腸内での細菌のバランスが変わります

 

腸内細菌は100種類以上存在し、それぞれ得意とする効果が違います。

 

ある腸内細菌は免疫力を高めるのが得意。
別の腸内細菌はビタミンを作るのが得意。
さらに別の腸内細菌は毒素排出が得意。
その又別の腸内細菌は代謝を促すのが得意。

 

であるのに、高脂質食を食べることでこれらの腸内細菌が相対的に減少するとなると・・・。もうお分かりですね。免疫力が低下したり、代謝が落ちて肥満になったり、毒素排出ができないためアレルギーになったり。

 

腸内細菌とアレルギーや肥満が関係するというのは、腸内細菌の働きから考えると至極まっとうなことなのです。そして科学的な実験でそれが確定したのですから、まず間違いはないと言えます。

 

西洋食が日本人の生活習慣病を増やしたということは有名ですが、肥満だけでなくアレルギーの原因に一つになっていることも知っておくべきです。

 

腸内細菌のバランスを整えるためには、昔からある日本食がおすすめです。いろんな食材を毎食少しずつ摂取し、油物が少なく、野菜が多い食事が腸内細菌のバランスを良くするために良い食事です。

 

最低でも二週間続けると体調が変わります。

 

なお、腸内細菌のバランスの変化だけがアレルギーや肥満の原因ではありません。運動不足やストレスなども原因になりますので、そちらの改善も行うようにしましょう。


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