褐色脂肪細胞を増やす物質

褐色脂肪細胞を増やす物質
褐色脂肪細胞はエネルギー代謝を高める脂肪で、従来のエネルギーを蓄積する白色脂肪細胞とは逆の働きをする脂肪細胞です。

 

今まで脂肪というと「エネルギーを蓄積する細胞」というイメージでしたが、褐色脂肪細胞は代謝を高めて熱を発生させ、エネルギー(白色脂肪細胞内のエネルギー)を燃焼させる効果があります。

 

褐色脂肪細胞はどこにあるの?

褐色脂肪細胞は小さい頃はたくさん体に存在していたのですが、大人になるにつれて徐々に減少していきます。

 

赤ちゃんや子供の方が体温が高く、たくさん汗をかくのは代謝が良いためなのですが、その要因の一つが褐色脂肪細胞の多さです。

 

小さい頃は体に多数存在していたのですが、大人になると褐色脂肪細胞は首や肩周り、肩甲骨の周辺のみに存在するようになります。

 

褐色脂肪細胞を増やす物質

褐色脂肪細胞が体内に多い人は体温も高めで痩せやすく、逆に少ないと代謝が低いため太りやすいこともわかっています。

 

今までは褐色脂肪細胞を増やすことはできないと考えられていましたが、実は体には褐色脂肪細胞を活性化させ、白色脂肪細胞を褐色脂肪細胞に変える物質があることがわかりました。

 

その物質というのが『イリシン』というホルモン物質です。イリシンが増えれば白色脂肪細胞が褐色脂肪細胞に変えられ、さらに褐色脂肪細胞がエネルギー代謝を高めるため痩せることが可能となります。

 

イリシンを増やす方法

さて、では気になるイリシンの増やし方ですが、イリシンを増やす方法は2つあります。

 

~運動で増やす~
イリシンは運動をすることで増加します。3週間運動をしたラットと、全くしていないラットを比較してイリシン量を調べる実験をしたところ、イリシンの体内量は運動をしたラットのほうが70%近くも高いことがわかりました。

人の場合も同様で、二ヶ月ほど運動をしていた人のイリシン量は運動をしていない人に比べると、その量はなんと2倍も多いことが実験データでわかっています。

 

運動の種類は筋トレがいいそうですが、有酸素運動も継続して筋肉を刺激しますから、イリシンの分泌量は増えます。

 

両方やれってことなんですね。

 

~寒さで増やす~
寒い場所にいると体がブルブル震えます((´д`)) ブルブル…サムー

この状態が10分ほど続くとイリシンの量が増えることがわかっています。正確には14度~16度。イリシンの量が増加してエネルギー代謝量が高まります。

 

南米では年をとると太る人が多いですが、これは老化で運動量が少なくなった上、寒さで震えるということがないからなのかもしれません。イリシンの分泌量が減りますからね~。

 

逆に北欧の人はあまり太っている人が少ないのは、やはり寒さでイリシンの量が増えることに原因があるからかもしれません。

 

運動は体に良いことはわかっていましたが、こうハッキリとその効果を見せつけられると、やらないわけにはいきません。


スポンサードリンク

サブコンテンツ

ページの先頭へ