豆電球で太る?夜は真っ暗にして寝よう!

◆豆電球を点けて寝ると肥満になる確率が二倍に!
豆電球を点けたままで寝ると、2倍太りやすくなるという実験結果が明らかになりました。この発見は奈良県立医科大学地域健康医学講座の特任助教である大林賢史さんが人間で実験をして明らかにしました。

もともと動物実験では睡眠中の灯りが肥満症を増加させることは証明されていたのですが、人での実験で明らかになったのは初めてだそうです。

 

ニュースによると、真っ暗な照度(3ルクス未満)で寝ているグループと、豆球程度の明るさ(約9ルクス)で寝ているグループを比較した場合、豆球で寝ている人の肥満症や皮質異常症になる確率が真っ暗な照度で寝ている人の1.9倍になったそうです

 

◆なぜ豆電球を点けて寝ると太るの?
この理由は人が本来持っている生体リズムにあります。その中でも特に睡眠に関わっているのがメラトニンというホルモンで、豆電球を点けて寝るとこのメラトニンの分泌が少なくなり、睡眠の質が低下します。

その結果、食欲を増加させるホルモンが増えて太りやすくなるということです。

 

◆メラトニンとは?
このメラトニンというホルモンですが、睡眠時に脳の松果体というところから分泌されるホルモンなのですが、光と非常に強い関係があるホルモンであることがわかっています。

まず、このホルモンは朝に受けた光(太陽光)を受けてから15時間前後に分泌を始めると言われています。この分泌量ですが、暗くなる夕方から夜にかけて徐々に増加し、夜中の二時頃にピークを迎えます。

 

つまり、目から入ってくる光の量が朝や昼に比べて少なくなる夕方から脳はメラトニンを少しずつ分泌し、夜暗くなるとさらに分泌され、真っ暗な就寝中に分泌がピークになり、明け方に向かって分泌量が徐々に減ることで睡眠から徐々に覚醒していくというのが睡眠の生体リズムなのです。

 

以上のことから、睡眠中でも豆球の光はまぶたを閉じた状態でも脳に届くため、睡眠の質を高めるメラトニンが不十分になり睡眠の質が落ちます。

老化にともなってこのメラトニンの分泌量が低下することがわかっており、これはお年寄りが夜中に何度も目を覚ましたり朝起きるのが早い理由です。

夕方以降にメラトニンをお年寄りに投与すると睡眠の質がよくなり朝までぐっすり眠れるということもわかっています。

 

◆メラトニンを十分に出して睡眠の質を高めるために
まず、ニュースにあったとおり豆球を点けたままで寝ないようにしましょう。防犯が気になる方はアイマスクをすると少しはマシです。

次に、朝と昼は太陽の光を十分に浴びるようにしましょう。蛍光灯などの人工灯のみの生活は生体リズムを見出します。

夕方以降は徐々に部屋を暗くしましょう。現代は夜でも人工灯で生活をしているのが普通ですが、体が持っている遺伝子の記憶ではこれまでにそういった生活をした記録は存在していないため、現在普通とされている生活は実のところ生体リズムが狂う生活なのです。

夕方以降は部屋の電気を暗くし(できれば間接照明に切り替える)、パソコンやテレビの光量も落としましょう。寝る二時間前からはテレビやパソコンなど光を発するものは見ないようにし、部屋の光量もさらに落とします。

リラックスする音楽やアロマなどをごく弱くセッティングすることで、さらに眠りが促進されます。

 

ニュースに載っていたのは豆球を点けたままで寝ると太りやすくなるという結果でしたが、その前段階として睡眠の質が低下することが原因とあります。

睡眠の質を高めるためにも、そして太って不健康にならないためにも、人間が本来持っている生体リズムをできるだけフォローするようにしましょう。


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