梅毒の情報は間違いだらけ

◆ネットの梅毒の情報はちょっと不完全です・・・

ネットで梅毒の情報を調べてみるとかなり多くのサイトが間違った情報の載せています。あろうことか医学関係の情報サイトも間違っていることが書かれていることがあります。

医学関係の梅毒の情報について、最新の情報が書かれているpdfサイトの場合は結構正しい情報が載っているのですが、それ以外の一般の方が作られたサイトはかなり情報がズレています

また、質問サイトなどで梅毒について質問されている方も多くいますが、それに答えている方も返答がずれていたり、いたずらに不安を煽っているものもよく見かけます。

 

◆梅毒症状の進行について◆
まず最初に、梅毒の症状は第一期から第三期(場合によっては第四期)に分けられます。それぞれの期別の症状はいろんなサイトに書かれているとおりで大体合ってます。

しかし、梅毒には潜伏期というものがあります。この潜伏期について詳しく書いていないサイトが多いです。梅毒の第一期、第二期、第三期で症状がない状態の時のことを潜伏期といいます。逆に症状がある時を顕症期といいます。

 

梅毒は第一期の症状は3ヶ月以内で終わることが多く、その後に第二期に移行します。第二期から第三期にかけては潜伏期と顕症期を繰り返して進行していくとされています

しかし、実は第二期梅毒患者の1/3(もしかしたらもっと少ないかも)が第三期に移行するのであって、残りは無症候潜伏の状態になるとされています。つまり梅毒の保菌者ではあるが(後述するが、自然治癒の場合もある)症状が出ない状態になるということです

そしてず~っと保菌状態のまま天命をまっとうします。第二期の潜伏状態が一生続くというわけです。これに関しては、歴史がそれを証明しています。

 

梅毒は潜伏期では感染力を持っていませんので、この時期に梅毒菌を人に移すことはありません。もちろん梅毒菌が体に残っているのは気持ちのいい状態とは言えませんので治療する必要はあります。

しかしインターネットに公開されているサイトはあまりにも正確な情報ではないので、梅毒の感染恐怖のために「感染した(あるいは感染したかもしれない)から自分は死ぬんだ」と考えてしまい精神が参ってしまっている人が多くいます。

梅毒は、基本的には症状がない状態で病症が進行するということはなく、皮疹などわかりやすい症状(顕症期)と、自然に皮疹がなくなる潜伏期を繰り返して進行していきます。この繰り返しは数週間~数ヶ月の間隔で続くので、現在進行しているのなら、ほぼ異常に気がつくと考えてもらって良いと思います。

 

ただし、HIVなどの免疫不全症を持っている方は梅毒の進行がものすごく早くなることがわかっています。進行状態も通常知られているパターンでないこともかなり多くあります。このことは覚えておいてください。

 

梅毒は放っておいて良い感染症ではありませんが、治療しなければ確実に死ぬという感染症ではありません。

とは言え、治療せずに第三期まで進行すると(第三期以降)、梅毒菌に脳や臓器が侵されて器質的な回復が難しくなりますのでので「もしかして・・・?」と言う方は医療機関で検査を受けて下さい。

というよりも、性病検査は定期的に受けたほうが良いです。

 

関連記事⇒「梅毒の治療とまとめ」


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