白米中毒 症状と対策

白米中毒 症状と対策
白米中毒とは、白いご飯が大好きでおかずが少しだったとしても白米があれば食事が幸せに感じるという症状です。逆に言えば、白米がないとさまざまな症状が出る場合もいいます。

「これくらいのことで白米中毒と言うの?」とおもわれるかもしれませんが、白米には人間の生活レベルを低下させるような多くの弊害があるのです。

 

◆白米中毒の原因
白米中毒は白米に含まれる糖質が原因というわけではなく、糖質の摂り方に原因があります。白米はご存知の方も多いと思いますが、栄養価がほとんどありません。あるのはでんぷん質からなる糖質だけ。

白米を食べると体に二つの悪影響を及ぼします。一つが血糖値の急上昇。もう一つが糖代謝のために体が保存していた栄養素を奪っていくという点です。

白米はほとんどがでんぷん質でできているため、消化吸収がものすごく早いです。血液中に糖が存在する状態を『血糖』と言いますが、白米を食べると消化吸収が早いため、血液中の糖がエネルギーとして利用されるスピードを超えてどんどん血液中に糖が流れこんでいきます。

糖はエネルギーとして利用される栄養素ですが、過剰に血液中に存在すると『害』になります。だから体はエネルギーとして利用できなかった余剰の糖を『体脂肪』という形に変換するのです。体本来が持っている生体機能がその証拠です。

 

また、糖を消化、吸収するためにはミネラルやビタミンを大量に消費するのですが、白米の場合はほぼでんぷん質であるため、これら消化吸収を行う際に体が蓄積している栄養素を使用します。

ミネラルやビタミンは消化吸収以外にも必要な栄養素で、ホルモンバランスを整えたりするのにも使われる栄養素です。それが糖の代謝のために使われるわけですから、栄養不足となって体にさまざまな悪影響をもたらすわけです。

ちなみに、糖を体脂肪に変えたりする際にもビタミンやミネラルは使われますし、血糖値をコントロールするホルモンを作る際にもビタミンやミネラルは使用されますから、白米を食べるということはそれだけ体に負担をかけていることになります。

 

◆白米中毒の症状
白米中毒は白米がないと不機嫌になったりイライラしたりします。また、白米を食べたあと1時間~2時間後くらいに急激に眠たくなったり、不安や焦燥感にかられたり、血の気が引いたりする症状が出ることもあります。

これらの症状は白米だけに限らず、糖の多いものを食べても出ることがありますので、白米中毒というのも含めて大きな意味で糖質中毒と言っても良いです。

欧米では白米や白いパンは体に悪いという認識を持っている方が多くいるのですが、日本ではまだまだその感覚が定着していませんね。

 

◆白米中毒の対策
白米中毒を起こさないようにするには、白米ではなく玄米やその他精製していない穀物を主食にする必要があります。精製する前の穀物にはミネラルやビタミンが豊富に含まれているため、消化吸収がゆっくりになりますし、代謝のためのエネルギーを食べ物から摂取することができます。

玄米がキツイという方は、五穀米などを使用すると良いです。

白米中毒は、日本人が白米を食べる江戸時代から起こっていた症状です。脚気などは白米を食べていた江戸の町でよく起こっていた病気なのですが、これもビタミンやミネラル不足から起こっていた病気です。

白米中毒という言葉は日本人には馴染みのない言葉ですが、日本人だからこそこの言葉を知っておかなければなりません。

今まで正しいと思って疑わなかった白米文化ですが、そろそろ見直さなければならないのかもしれません。


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