良性腫瘍と悪性腫瘍の違い

良性腫瘍と悪性腫瘍の違い
日本人の死因のトップはがんです。胃がんや大腸がんを始め、肺がんやすい臓がん、前立腺がんや子宮がんなど、体のいろんな場所にがん細胞はできます。

 

がんは悪性腫瘍と言われていますが、よく良性腫瘍という名前も聞きます。悪性腫瘍と良性腫瘍の違いは一体どこにあるのでしょうか。

 

■良性腫瘍と悪性腫瘍の違いとは
腫瘍というのは遺伝子の変異によっておこるもので、分裂や増殖の制御がきかなくなった細胞が増殖するものを言います。

 

この腫瘍の中でも他の細胞や臓器を浸潤したり、他の臓器に転移してそこでも増殖を繰り返すのが悪性腫瘍です。

 

細胞には必要以上の分裂や増殖を制御する機能が備わっているのですが、悪性腫瘍はそういった制御は備わっておらず、生体機能コントロールを無視して増殖します。

 

反対に良性腫瘍は制御が効かなくなって自己増殖するという点では変わりませんが、悪性腫瘍と比較すると他の部位に転移するということはまずありません。

 

また良性腫瘍は他の細胞や臓器との境界を区別しており、他の細胞や臓器に浸潤するということは基本的にはありません。

 

《良性腫瘍》
他の場所に転移しない
他の臓器や細胞に浸潤しない

 

《悪性腫瘍》
他の場所に転移する
他の臓器や細胞に浸潤する

 

これが良性腫瘍と悪性腫瘍の違いになります。

 

■悪性腫瘍が発生するタイミング
悪性腫瘍は正常がな細胞が分裂するときに突然変異的に発生します。これは健康な体の人の体内でも日常的に起こっていることです。

 

こういったイレギュラーな細胞は悪性腫瘍になる前に、体に備わっている防衛機能によって破壊されます。

 

しかし、慢性的に傷ついている細胞や酷使され続けている細胞が体内に多いと、イレギュラーな細胞がより多く発生しやすくなり、これらの細胞の破壊が間に合わずにいると悪性腫瘍と呼ばれるまでに増殖してしまいます。

 

過度の飲酒や喫煙は体内の細胞を傷めているようなものですから、それに伴って細胞の破壊や再生がより多く行われます。

 

疲弊した細胞などから新しい細胞が増殖するわけですから、イレギュラーな細胞が発生しやすくなり、悪性腫瘍ができやすくなります。

 

喫煙や飲酒によって発がん性のリスクが大きくなるというのはこういった理由です。

 

また、ストレスや免疫低下によっても悪性腫瘍になりやすいというデータもあります。体の防衛機能が弱っているためイレギュラーな細胞の破壊漏れが起きやすくなるからでしょう。

 

このように、どんなタイミングで腫瘍が発生するかはわかりませんので、健康診断はもとより定期的ながん検診は忘れずに受けておきましょう。

 

最寄りの病院でも受け付けていますし、市町村の役所窓口を通すことで検査費用の補助を受けることができることもありますので、そちらも活用すると良いと思います。


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