脳梗塞の血栓溶解療法(t-PA療法)

脳梗塞の血栓溶解療法(t-PA療法)
脳梗塞は脳の血管に血栓(血の塊)が詰まって起こる症状です。脳梗塞による症状はさまざまですが、この原因は詰まった血管の場所によって違います。

 

この脳梗塞ですが、急性期(脳梗塞が起こってすぐ)では手術をせずに薬で治すことができます。それが血栓溶解療法(t-PA療法)です。

 

■血栓溶解療法(t-PA療法)とは
血栓溶解療法(t-PA療法)とは、血栓(血の塊)を溶解(溶かす)する治療方法です。t-PAという薬剤を静脈注射によって体内に注入することで血栓を溶かします。

 

血栓溶解療法(t-PA療法)は誰でも受けれるわけではありません。血栓を溶かすほど血をサラサラにするわけですから、直近に手術経験があるかたは場合によっては受けることができません。

 

手術部位から血液が流れでてしまうことがありますから。また、急性期において血栓溶解療法(t-PA療法)が受けれる3時間以内という制限を超えてしまうとこの治療方法は受けることができません。

 

時間が経ちすぎているため、血栓溶解療法(t-PA療法)を施しても血栓より先にある部分の細胞がすでに死んでしまっているからです。

 

と、この他にもいろいろ制限はあるものの、血栓溶解療法(t-PA療法)は手術をしない脳梗塞治療方法の一つではあるので、治療方法の一つとして期待されているのは確かです。

 

《どうやって血栓はできるの?》
血の塊ができる原因は様々です。

 

血管内に損傷が出来た場合、その部分を治すために血液は凝固しますし、血がドロドロの人は血流が滞りやすくなり、そこに血の塊ができることもあります。

 

この血栓が小さい場合は血管内を血流によって移動しているさいに縮小しなくなることがほとんどですが、大きい場合はどこか小さな血管で引っかかってしまいます。

 

それでも徐々に小さくなることがほとんどなのですが、血流をせき止めてしまうまでになってしまうと様々な疾患に発展します。

 

血栓が脳に詰まれば脳梗塞、心臓で詰まれば心筋梗塞です。

 

■検査でわかる!無症候性脳梗塞
無症候性脳梗塞は症状が出ない脳梗塞です。検査でないとわかりません。この場合は放っておくと血栓が移動して重要な血管をつまらせることもあります。

 

あるテレビ番組で医者のかたが「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)の場合は手術で対処することもあるが、血栓を溶かす薬もありますので検査をしてください」と言っていました。

 

おそらく血栓溶解療法(t-PA療法)のことだと思います。検査で発見された場合でも状況によって血栓溶解療法(t-PA療法)が選択されることもあるのでしょう。

 

このように、今の日本では脳梗塞も事前に察知できれば対処できる医療技術があります。

 

確かに脳ドックは高いですが、自分の命を守る値段だと思えば安いものです。脳ドックは5年に1度程度で良いそうです。月々1,000円程度を積み立てておけば、5年に一度の脳ドッグを負担なく受けることができます。

 

自分の健康を守るためにも、こういった健康に対する積立というのは早い段階で行なっていきたいものです。


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