鳥インフルエンザh7n9 タミフルが効かない

鳥インフルエンザh7n9 タミフルが効かない
鳥インフルエンザh7n9に対して、日本が指定感染症として対処することを決定したのはご存知の方も多いと思います。

 

指定感染症に認定したため、もし日本で鳥インフルエンザh7n9の感染者が出た場合、日本政府は感染拡大予防のため強制的に感染者を隔離することができるようになりました。

 

この時点では鳥インフルエンザh7n9はタミフルやリレンザが効くと発表されていました。しかし、その後の中国での感染拡大と治療経過からタミフルやリレンザに耐性を持つ鳥インフルエンザh7n9が発見されました。

 

■薬耐性の鳥インフルエンザh7n9
鳥インフルエンザh7n9の治療に対してタミフルやリレンザが有効とされていましたが、今回薬耐性が見つかったことで唯一の治療薬がなくなったことになります。

 

これまで中国でもタミフルやリレンザによる治療は行われていましたが、おそらく治療をする過程で鳥インフルエンザh7n9が完全に死滅するには至らずに薬剤耐性化したのだと思われます。

 

中国におけるタミフルやリレンザの投与に関して量や期間が不十分だった可能性があり、そのため薬耐性を持った鳥インフルエンザh7n9が発生したという方もいます。

 

しかしそれにしてはウイルスの薬剤耐性化があまりに早いような気がします。

 

もちろん薬に耐性を持つまでの過程が早いこともあるとは思います。ただ、今回の鳥インフルエンザh7n9の約耐性は患者数に比べるとあまりにも早いです。

 

このことから考えられることは、タミフルやリレンザが鳥インフルエンザh7n9に有効だった言われていましたが、実のところ有効性の高い薬ではなかったのではないかということです。

 

タミフルやリレンザは鳥インフルエンザh7n9の作用の核となる部分に対して効果があった薬ではなく、鳥インフルエンザh7n9の力を弱める薬だったのではないでしょうか。

 

特効薬ではなかったため、いとも簡単に鳥インフルエンザh7n9は薬耐性ウイルスとして変化したのだと思います。

 

■鳥インフルエンザh7n9の薬耐性は予想できた
私は鳥インフルエンザh7n9が早期にタミフルやリレンザに対して薬剤耐性化すると予想していました。

 

というのも、タミフルやリレンザが鳥インフルエンザh7n9のために開発された薬ではないからです。インフルエンザウイルスに対して作られた薬であることは間違いありませんが、インフルエンザは型が変わると抵抗性も変わりますからね。

 

とは言え、こうも早く薬耐性のウイルスが出てくると思っていませんでした。鳥インフルエンザh7n9は2012年の冬~2013年の春に中国で感染拡大が広まっていました。

 

爆発的に広まるのは2013年の秋口から冬にかけてでしょうから、日本に感染拡大が拡がるのももはや時間の問題です。

 

しかしながら、すでに日本は鳥インフルエンザh7n9に対する研究を進めていますので、うまくいけば今年の冬には対処薬を含めた対処方法が確立するのではないかと思います。

 

夏を過ぎた辺りからの鳥インフルエンザh7n9の情報には注意したほうが良さそうです。


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