卵子凍結保存 未婚の人に希望者増加

卵子凍結保存 未婚の人に希望者増加
卵子を凍結して保存しておき、将来妊娠や出産ができるときに卵子を体内に戻します。今現在日本で認可されているのは、ガンなどにより卵子が機能しなくなる場合に備えてという、条件付きがほとんどです。

 

しかし若いうちに卵子を残しておくことで30代後半に出産をするという計画も立てることができます。今現在未婚であるが、30代後半で結婚した場合に備えて卵子を残すという考え方もあります。

 

■外国では卵子凍結保存はどうなの?
アメリカではすでに卵子凍結保存が認可されています。そのため多くの女性の方が卵子凍結を行なっていますし、イギリスでは卵子凍結は進んで行うほうが良いという新聞記事も出ているくらいです。

 

日本ではなぜ卵子凍結が進んでいないのか。それは日本にキチンとしたガイドラインがないからという点です。法整備がなされていないのです。

 

しかし晩婚化が進んでいる今、卵子凍結というのは当事者にとっては大きな希望のひとつであることは間違いありません。

 

■卵子凍結保存の必要性
卵子の老化を考えると、30歳ですでに高齢出産、35歳をすぎると超高齢出産になります。もちろん30代で出産する人も多いですが、卵子の老化に着目した場合は生物学的に高齢出産に当たります。

 

妊娠しても細胞分裂が正常に行われずに流産する確率が飛躍的に高まるのです。また出産しても障害を持つ子供が生まれる可能性も高くなることが現実です。

 

■増加する未婚の方の卵子凍結
このようなことから、若いうちは仕事をしたいが30代後半くらいで子供を産みたいという未婚の方の卵子凍結は、当然選択肢の一つに入ります。

 

今現在パートナーがいない未婚の方が、卵子凍結保存をしている方も増えています。日本では卵子凍結保存は病気などによる卵子機能の低下などの条件が付いていますが、自費で卵子を凍結保存をしている方も増えてきています。

 

卵子提供などの方法もありますが遺伝子が異なりますので、自分の卵子で子供を産みたいということを考えると、未婚のうちから卵子を凍結していくというのはありかなと。

 

なお、体外受精による受精卵の凍結は日本では認められています。

 

■卵子凍結保存の問題
では卵子凍結によって生まれた子供への影響はないのでしょうか。

 

これに関しては卵子の凍結保存を認可したアメリカが参照になります。簡単にいえば安全性は確保できているというのが一般的な見解です。

 

アメリカでは若いうちに卵子を凍結するのは別に悪いことではないという考え方が広まっているようです。

 

日本でも一定条件のもとでは卵子凍結を認めていることから、安全性については日本でも担保できていると考えられます。

 

しかし、倫理観などから日本政府は条件付きという部分を外していません。とは言っても、未婚の方などが自費によって卵子凍結をしていることを黙認しています。

 

今後は日本でも卵子凍結が進んでいくのではないでしょうか。ちなみに卵子凍結にかかる費用はだいたい80万くらいです。自費ですから病院によって異なります。

 

日本政府は晩婚化や高齢出産の現状を踏まえ、政府主導で進めていく必要があると思います。


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