ゲイフォビアとは

ゲイフォビアとは
ゲイフォビアとは『同性愛者嫌悪症』という意味です。同性愛者に対して嫌悪感を覚えるという意味なのですが、ゲイフォビアという言葉は嫌悪を通り越して憎悪というくらいの感情を表します。

 

例えば海外でゲイフォビアの人というと、同性愛者と聞いたら迫害をする、攻撃をするくらいの行動をする人です。同性愛者イベントなどがあるとそれを物理的に壊しに行く人もいるくらいです。

 

そこまでいかなくても、同性愛者とわかるだけで嫌がらせをしたりします。原因は「嫌悪を覚えるから」や「ありえないものだから」というものです。

 

■ゲイフォビアの定義
海外でゲイというと同性愛者全般を指す言葉になることが多いです。つまり男性同士だけでなく女性同士に対しても『ゲイ』と呼ぶこともあるということです。

 

ゲイフォビアは海外だけでなく日本でも言われているようになってきた言葉ですが、どちらかと言うと海外よりも日本の方が本物のゲイフォビアは少ないと思われます。

 

ゲイとわかった相手に対して不快な態度で接することはあっても、相手が大怪我をするまで(時には再起不能になるまで)攻撃をするということは海外に比べると極端に少ないです。

 

理由は民族性と宗教の違いにあると思います。

 

日本は昔から性に関してはオープンなところがあり、平安時代から続く武将に対する小姓やお坊さんに対する稚児などは(本人の意向があるかどうかは別として)一般的に受け入れられていました。

 

しかしながら、海外では宗教が同性愛を禁じていた過去もあり、昔から同性愛者を異常として捉える風潮が染み込んでいました。そのため海外での同性愛バッシングは想像を絶するものだったのです。

 

■生命において性は『曖昧』が常識
人間以外の生物において、実のところ性はあいまいであることも多いです。魚類の中には成長とともに周りの状況に合わせて性を転換する個体も存在します。爬虫類や両生類にもあります。

 

鳥類や哺乳類になるとこのような性の転換はありませんが、同性同士でつがいになるということはよくあることです。

 

キリンの9割はオス同士のつがいですし、ひつじやペンギン、サルやカバなど、同性同士のつがいは多くの生物に、それも多くのつがいに見られることです。

 

ゲイフォビアの多くが「生物の活動としてそれは間違っている」と言いますが、生物の世界では同性同士というのはごく一般的なものです。

 

それを考えると同性愛者を特別なものとして考える人間の常識のほうが生物の常識からズレているのがわかります。

 

■ゲイフォビアのまとめ
個人的に「嫌なことをされたから同性愛というものが嫌い」という人もいると思います。坊主憎けりゃ袈裟まで憎いと同じで、被害を受けたことに関してそれに連なるもの全体を嫌いになるのはよくあります。

 

しかし、もしそうだとすればその個人に対して好き嫌いを覚えるのが正解であって、付随することに対してまでその対象を広げるのは間違いです。

 

ゲイフォビアは社会的な事情からなかなかなくなりません。昔から当然だと思っていた常識が違うというのはなかなか受け入れられないと思います。

 

ですが、今は徐々にではありますがゲイフォビアという考え方のほうが受け入れられなくなりつつあります。とは言っても同性愛が社会的に認められるようになるのはまだまだ時間がかかりますけどね。


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