未病のうちに治す!


未病のうちに治す!
未病とは、病気になる前の状態です。でも健康とは言いがたい状態を言います。未病という言葉を知っている人が多くなってきました。これはとても良いことです。

 

しかし本当に未病の重要性について知ってる人はそれほどいないような気がします。日本は「病気になったら治す」という考え方がいまだに定着していますから。

 

■未病の定義
未病の定義は西洋医学的な考え方と東洋医学的な考え方で若干違います。また、未病についてこれらを混同して捉えている方もいます。

 

未病という言葉ははるか昔の中国で使われていた言葉です。病気になってはいないがそのまま放置しておくと大病を患うという考え方です。

 

まず大前提にあるのが西洋医学の病気の捉え方と東洋医学の病気の捉え方の違いです。

西洋医学の病気の捉え方

こちらが西洋医学の病気の捉え方の図です。病気でなければ健康、健康でなければ病気という、二律背反の考え方が基本にあります。

 

反対にこちらが東洋医学の病気の捉え方です。いきなり病気になるのではなく、徐々に病気になっていくという考え方で、その病気への進行過程に『未病』という考え方があります。

東洋医学の病気の捉え方

 

■西洋医学の未病の捉え方は東洋医学とは違う
最近では西洋医学でも未病の言葉が現れるようになりました。しかしその言葉の意味は東洋医学とは若干違う性質があります。

 

西洋医学の未病とは「患者には自覚症状がないが検査結果では異常がみられ、病気になる可能性が高いという状態」を未病と捉えます。

 

反対に「自覚症状があるが検査結果では異常がない」状態を西洋医学では「○○症候群」として捉えることが多いです。一応『未病』の考え方ですが、「わからない」「様子見」などの対処がとられることもあります。

 

検査で異常がわかるが自覚症状がないという未病に関しては西洋医学が得意とするところです。しかし自覚症状があるが検査で異常がないという未病は東洋医学が得意とする分野です。

 

※もちろん綺麗に線引できるわけではありません。西洋医学の検査で異常があったものを東洋医学的治療で良くなることもありますし、反対もしかりです。

 

■未病のうちに治すという心がけが大事
体がいつもと違うというのは体からのサインです。そのサインが出ているのなら西洋医学的な検査を受けつつ治療を受けるまた、東洋医学的な養生という考え方を実行するべきです。

 

今の日本には西洋医学と東洋医学の二つの受け皿があります。しかし病気が進行してからではその受け皿でも支えきれないこともあります。

 

予防医学、未病、これらの意味の重要性を理解し、体を自愛することが健康で素晴らしい生活をおくることにつながると思います。


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