海洋温度差発電 メリットとデメリット

海洋温度差発電 メリットとデメリット
海洋温度差発電は自然エネルギーを利用した発電方法です。原子力発電所の存在が問われている今、海洋温度差発電は大きな福音となりうるものです。

 

■海洋温度差発電の仕組み
海洋温度差発電は海水の温度差から熱を生み出しそれを電気に変えます。海底に近い海水の温度は約10度。海の表面に近い部分の温度は太陽によって暖められているので、比較的水温は温かいです。

 

海底から水を引っ張ってきてタービン内で海面との温度差で熱を発生させ、それに発電機を接続して電力を作り出すというものです。

 

海洋温度差発電の研究は実はかなり前から行われており、日本だけでなく全世界で研究が進んでいます。日本では海洋温度差発電の技術がトップレベルで、佐賀大学は沖縄県久米島で実証プラントを稼働させています。

 

海洋温度差発電の発電能力はかなり高いことがわかっています。

 

■海洋温度差発電のメリット
海洋温度差発電は発電時にCO2を排出しません。また昼夜問わず発電することが可能です。原子力発電のように核廃棄物の処理に困ることもありません。

 

また海洋温度差発電は海洋産業にも利用できます。海深く組み上げてきた海水に含まれる豊富なプランクトンなどで養殖などにも利用できるということです。

 

■海洋温度差発電のデメリット
海洋温度差発電のプラントをいくつか作ろうと思うと、海の深くから海水を汲み上げるための配管が必要になります。

 

温度差がないと海洋温度差発電は機能しません。十分な発電を可能にするために必要な配管の距離は、海面から約1km程度ですので、莫大な費用がかかるというわけではありません。

 

しかしながら、海洋温度差発電のプラントを陸上に作るとなると、さらに配管の長さが必要になります。そういったコスト面でのデメリットは当然考えられます。

 

それ以外にも、生態系への影響も懸念されます。海の深いところから引っ張りあげてきた海水を海面近くで放出するにしろまた深い場所に戻すにしろ、熱エネルギーを利用するのですから何らかの影響があってもおかしくはありません。

 

そういった生態系に対する影響についても調査する必要が出ると思います。

 

■海洋温度差発電のまとめ
海洋温度差発電にはメリットとデメリットがありますが、いずれにしても今の原子力発電所に頼るやり方は縮小させていずれはなくさないといけません。

 

そのためにも海洋温度差発電は現段階に置いては日本政府は力を入れて支援する必要がある分野だと思います。


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