大人もかかる 手足口病 症状と対策
手足口病は子供に多いウイルス性の病気です。子供のいるご家庭ではご存じの方も多いですが、最近では手足口病が大人の間でも流行しています。
大人もかかる手足口病は基本的には子どもと同じウイルスが原因ですが、症状が若干異なります。
■手足口病の症状
手足口病の症状は口や手足に小さな発疹が出る感染症です。手足や口に発疹が出ることから『手足口病』と名付けられました。
2013年度の症状の特徴は、発疹が広範囲に現れること。治りが遅いことなどが挙げられます。症状の現れ方は人それぞれですが、喉が痛く悪寒などの症状を訴える方もいます。
手足口病は子供よりも大人のほうが重症になりやすいと言われており、激しい痛みのため生活にも支障をきたすこともあります。
ただし手足口病は軽症のうちに治ることの方が多い感染症で、軽症ならば3日~7日ほどで治ります。
■手足口病の対策
手足口病はウイルスによる感染症です。手足口病にかかっている人の便などから感染りますが、免疫力が高ければ発症することはありません。
また飛沫感染もします。
手足口病が夏場に多いのは暑さで体調のコンディション管理が難しくなり、免疫力が下がることが原因と言われています。
手足口病に対するワクチンなどはありません。対策方法として体調管理に気をつけることが重要です。また、小さい子供いる方は便の処理をキチンと行い、こまめに手洗いやうがいをすることも対策の一つになります。
手洗いやうがいは大人の感染予防にもなりますので、毎日励行するようにしましょう。また、タオルの共用は避けるようにしましょう
■手足口病のまとめ
手足口病は感染が爆発的に増えていますが、一般的な感染症のうちの一つです。小さい頃にかかっていることが多く、体内で免疫抗体を持っていることも多いです。
しかし一度罹っていても感染することは十分にありますので、予防には務めるようにしましょう。
また手足口病にかかった場合は、免疫力を高めて重症化する前にウイルスを早く撃退するため、無理に動いたりせず、体力をつけて十分に休むようにしましょう。