セレウス菌の院内感染

セレウス菌の院内感染
セレウス菌による院内感性が報告されています。そもそもセレウス菌は日本に広く存在している菌です。食中毒などの原因菌としても知られています。

 

このセレウス菌、実は熱にも強くアルコールにも強いという特質を持っている菌です。

 

■セレウス菌の院内感染
このように強い菌なので病院内でも院内感染が報告されています。セレウス菌はその菌の数が増えたり菌が出す毒素が多くなると嘔吐や下痢などの症状が出ます。

 

『セレウス菌の増加⇒下痢の症状が強く出る』

『セレウス菌の出す毒素が増加⇒嘔吐の症状が強く出る』

 

免疫力があると体外に毒素やセレウス菌を出す反応が起こりますが、免疫力が低下していると体内でセレウス菌が増加し、多くの菌が血管内を通って体中に増殖します。

 

体が体外に菌を排出できないと敗血症を起こします。体中で炎症反応が起こり死に至ることがあります。

 

病院内でセレウス菌による院内感染が起こるのは、免疫力が低下している方が多いからという理由と、セレウス菌の強さにあります。

 

記述の通り、セレウス菌は熱に強いことが知られています。セレウス菌の状態にもよりますが、芽胞状態のものだと100℃の熱湯で30分加熱しても死滅しません。

 

またアルコールにも強いためエタノール消毒も効果が薄く、胃酸にも強いという性質があります。そのため一旦セレウス菌が増殖すると殺菌するのが大変です。

 

唯一効果があるとされているのが次亜塩素酸です。キッチンハイターなどの名前で販売されています。ただ、セレウス菌に感染した方が次亜塩素酸を摂取することは当たり前ですができません。

 

通常、セレウス菌による感染があったとしても、脱水に気をつけていれば軽快していくものですが、病院内での感染など、免疫力が低下している場合は抗生物質の投与による対処方法を取ることがあります。


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