朝残業と残業代について

朝残業と残業代について
朝残業とは、残った仕事を就業時間を超えて仕事をする通常の残業ではなく、残った仕事を翌日の朝に行うことを言います。

 

朝残業という言葉だけを聞くと日本語的におかしいと感じますが、内容を考えると別段間違った表現ではありません。

 

■伊藤忠が始めた朝残業
朝残業という言葉が広まったのは伊藤忠商事が深夜残業を削減する方策の一つとして打ち出したものです。深夜に残業できなくするかわりに翌早朝に仕事をする環境を用意したのです。

 

おそらくですが、伊藤忠商事が朝残業を導入する前に、別の企業は中小企業などではすでに朝残業を導入していたかもしれません。

 

■気になる朝残業の残業代
通常時間外手当は25%割増で、夜の10時を超えると50%割増になることが多いです。伊藤忠の場合は、これまでの朝出勤は時間外手当の25%だったのが、朝残業を導入するさいに深夜割増分の50%割増を導入しました。

 

このため、始業時間前に出勤して残業をした場合、深夜割増分も含み全部で50%割増の残業代がつくことになりました。

 

NHKニュースでもこのことが紹介されており、育休明けでなかなか残業できない方が早朝に残業しても、50%割増の残業代がもらえるため、いくぶん公正になったというようなニュースを紹介していました。

 

残業自体がなかなかできないということを置いといて金額面だけで考えると、たしかにそうかもしれませんね。

 

■サービス朝残業は問題外
会社が要求する仕事の量と、それを捌く従業員の仕事能力が常識の範囲を超えていない限り、サービス残業というのはあってはなりません。

 

時間外労働をしたら残業代はもらえます。ですので基本的にサービス朝残業というのは労働基準法違反です。朝残業という言葉だけがひとり歩きしてその労働に伴う報酬がもらえないと考えるのは間違いです。

 

それに人の体の健康を考えた場合、夜よりも朝のほうが体には良いです。本来なら寝る時間なのに仕事をするというのは健康にとって良い状態ではありません。

 

朝残業は今後いろんな会社で推奨されていくかもしれませんね。


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