糖尿病の新薬 2014年に導入

糖尿病の新薬 2014年に導入
2014年の1月から導入される糖尿病の新薬があります。この新薬は今までの新薬とは違う作用機序をもっている薬で、糖尿病の新しい薬として注目されています。

 

■糖尿病(2型)の原因
これまでの糖尿病の薬は、インスリンをコントロールする観点で作られた薬が一般的でした。一般的に言われる糖分の過剰摂取が糖尿病の原因です。

 

糖分を過剰摂取すると血液中に糖が増えます。この糖をエネルギーとして利用する働きをするのがインスリンです。

 

血液中に糖が多く存在したままだと活性酸素が増えたり血管が傷ついたりするため、インスリンはとても重要なホルモンなのです。

 

しかし糖分を多く摂取し過ぎると血糖値をコントロールするインスリンを分泌するすい臓の働きが悪くなり血液中に糖が増え、悪い影響が出るようになります。

 

※これは2型糖尿病の原因です。先天的にインスリンを分泌するすい臓のランゲルハンス島が機能しない糖尿病は1型糖尿病です。

 

■2014年に導入される糖尿病の薬の効果
これまでの薬は注射や経口薬などでインスリンを投与したり、インスリンの分泌を促すことを目的とした薬が使用されていました。

 

2014年に導入される糖尿病の新薬は、血液内に過剰に存在している糖を尿として体外に輩出することができる効果があります。

 

すい臓は血液のろ過を行っています。そのさい血液内にある糖は再利用するため尿として排出せずに血液中に再取り込みをしています。

 

この働きを司っているのがSGLT2と呼ばれるタンパク質です。2014年に導入される新薬はこのタンパク質の働きを阻害する効果があります。

 

血液中に過剰に糖があってもインスリンの働きが悪いと糖を減らすことができません。そこでSGLT2の働きを阻害することで体外に尿を排出することで血液中の糖を調整します。

 

インスリンの働きを調整する薬と新薬を合わせて使うことで、これまで以上に糖尿病の症状をコントロールすることが可能になると期待されています。


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