波力発電のメリット・デメリット

波力発電のメリット・デメリット
波力発電は波の力を利用した再生可能エネルギー発電の一つです。波力発電はすでに全世界で使われている発電方法ですが、その規模はかなり小さいものでした。

 

この波力発電を日本の新たな主要エネルギーの一つとして活用しようという考えが広まりつつあります。日本の周りは海に囲まれているため、波力発電は地理的には日本にかなり有意な発電方法の一つであると言えます。

 

■波力発電のメリット
波力発電のメリットはいくつかあります。まず発電量に着目した場合のメリットとして、電力確保の見通しが立つという点。よく風力発電と比べられるのですが、風力発電は『風』が止むと発電力はまったくなくなります。

 

波力発電は『波の高さ』が発電量に関係するのですが、波の高さは年中をとおしてある程度予測が立ちます。そのため発電量の予測も立つわけです。

 

次にランニングコストに着目したとき、波力発電は火力発電のような石油や石炭などの『消費資源』を利用していないため、発電にかかるコストが極めて低いというメリットも上げられます。

 

日本の沿岸域であれば条件さえ整えばどこにでも設置できるというメリットもあります。

 

【波力発電のメリットのまとめ】
・発電量の見通しが立つ
・ランニングコストが低い
・日本は海に囲まれているため波力発電を導入しやすい

 

■波力発電のデメリット
反対に波力発電のデメリットもあげておきます。波力発電は世界で実用化されているとはいえ、日本の主要発電の一つとするには大規模な波力発電の施設が必要になります。

 

数を多く設置すると『海洋生物に影響を与える』可能性があるということが大きなデメリットになります。

 

海洋生物に影響が出ると当然魚の漁獲高にも影響が出る可能性は否定できなくなります。間接的なデメリットとして『漁業関係者の生活に影響』が出ないとも言い切れません。

 

また、自然エネルギーを活用するわけですから、台風などの自然の脅威にも耐えれるだけの『施設の強度』の確保も必要になります。

 

【波力発電のデメリットのまとめ】
・海洋生物に影響を与える可能性
・漁業関係者の生活に影響を与える可能性
・施設の強度の確保

 

と、このように波力発電のデメリットをあげましたが、実のところこれらはすべて波力発電が建設されたとき、確実に発生するデメリットというわけではないです

 

すべて可能性なのです。つまり、最初からその可能性を考慮して対処して建設しておけば、デメリットを回避できる可能性が高いということになります。

 

波力発電はすでにかなり実験が進められてきた発電方法です。2015年には実際に沿岸域に波力発電装置を設置して海域実証試験を行う予定になっています。

 

できるだけ早くクリーンなエネルギーを複数確立して、日本の消費資源発電や危険な原子力発電の依存度を減らしていってほしいと願います。


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