ケトジェニックダイエットのやり方と効果
ケトジェニックダイエットのやり方と効果
ケトジェニックダイエットとはケトン体に着目したダイエット方法です。通常人間の体は使用するエネルギーの順番として糖質を一番先に使います。
糖質がなくなってくると脂肪由来のエネルギー【ケトン体】をエネルギーとして利用します。ケトジェニックダイエットは糖質ではなくケトン体を有意に消費することを目的としたダイエット方法です。
■ケトジェニックダイエットのやり方
体の糖質を使いきらないと脂肪のエネルギーは使われません。糖質を制限してそれ以外のもの(野菜やタンパク質を中心)を摂取するともともとの糖質摂取量が少なくなるわけですから脂肪がエネルギーとして利用されるようになります。
《ケトジェニックダイエットを行う上で目安となる一日の糖質摂取量》
・白米なら一日100g程度(茶碗に小盛り一杯)
・肉、魚、卵、大豆などのタンパク質は一日300g程度
タンパク質をしっかり摂らないと筋肉がエネルギーとして利用されてしまいます。炭水化物を減らした分、しっかりとタンパク質や野菜を摂取するようにしてください。
■ケトジェニックダイエットの効果
ケトジェニックダイエットはケトン体に着目したダイエット方法です。この方法で体脂肪が減少する効果が見込めます。
メタボリックの方でしたら、ケトジェニックダイエットを始めて2週間もすればハッキリと体重減少効果がわかると思います。
また、ケトン体には体の抗酸化力を高める効果があります。つまり体を酸化しにくくするアンチエイジング効果があるというわけです。痩せることができてアンチエイジング効果もある。これはかなり嬉しい効果です。
お腹いっぱい食べることができるのにダイエットできるケトジェニックダイエット。今後流行りそうなダイエットです。
■ケトジェニックダイエットは人間に合っているダイエット方法
現代人は糖質を当たり前に、そして大量に摂取しますが、人間本来の機能として考えると糖質の代謝は万全に行えるつくりにはなっていません。
血糖値を下げる重要なホルモンがすい臓のエンゲルハンス島から分泌されるインスリンしかないことを見ても明らかです。血糖値を上げるホルモンはいくつか存在するのに下げるホルモンがインスリンしかないのは、太古の昔から糖質を体外から摂取する機会が少なかったからです。
現代は当たり前のように糖質を摂取していますが、人の体の構造から考えると現代の食生活の方が体に負担をかけていると言えます。
糖質を摂取する量を控え、その代わりケトン体を使う食生活に変える。ケトジェニックダイエットは理にかなったダイエット方法であるとともに、人間の機能に合った食生活なのかもしれません。
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