レンコンの健康効果
レンコンの健康効果
レンコンは一年中食べることの出来る野菜ですが、秋から冬、特に年末にかけてよく消費される野菜です。ではなぜレンコンは秋以降の食べられることが多いかと言うとレンコンの持つ健康効果があるからです。
■レンコンの栄養とその健康効果
レンコンには豊富な栄養がたくさん詰まっています。
ビタミンC・・・抗酸化作用があります。その含有量はレモンに匹敵するほど。ビタミンCというとどうしてもフルーツを思い出しますが、レンコンも負けていません。
ムチン・・・粘膜の保護効果と保護力アップ。レンコンが糸をひく原因成分はこのムチンです。鼻の粘膜が乾いているとウイルスなどが体内に侵入しやすくなります。ムチンは大事なバリアの役割を果たします。
ポリフェノール・・・免疫力を高める効果。ポリフェノールは色んな野菜や果物にも含まれていますが、レンコンにも非常に多く含まれています。
昔からレンコンは薬効のある野菜として薬の代わりに使われていました。
今ではレンコンに含まれる栄養とその健康効果がいろいろ解明されており、花粉症や風邪予防、インフルエンザ予防にも効果があると言われています。
そして驚くべくはその必要量。一日に必要なレンコンの量はたった30gでOKなんです。2cm程度に輪切したレンコン一枚で良いそうです。これならレンコン嫌いでも食べることができそうです。
また今の段階では動物実験でのデータですが、レンコンを食べ続けたマウスの脂肪肝が減少したというデータもあります。
研究段階ではありますが、脂肪肝減少効果があることがハッキリすればレンコンの粉末サプリとか販売されそうな予感がします。
■レンコンを毎日摂取するための簡単レシピ
レンコンを皮ごとすりおろし、その絞り汁に水を加えて塩を少々振り、沸騰する直前まで煮立てればレンコンのお茶の出来上がりです。
レンコンの絞り汁1に対して水を2の割合で加えると良いと思います。毎日できる簡単レシピです。
熱を加えると残念ながらビタミンCは壊れてしまいますが、免疫力を高めるポリフェノールは熱を加えてもそのまま摂取することができます。
昔は風邪を引いた時はレンコンの絞り汁を飲むという民間療法がありましたが、理にかなった方法だったんですね~。
風味はさつまいもの味で、後味にほんのりコーンの味がします。冬に毎日飲みたいですね(*‘ω‘ *)
レンコンは酸素に触れると変色するので、余ったレンコンはラップに包んで袋に密閉し冷蔵庫で保存するようにしましょう。
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