ドミノ骨折とは 原因と対策

ドミノ骨折とは 原因と対策
最近、少しずつ広まりつつあるドミノ骨折という言葉。なるほど、うまい表現だと感心します。ドミノ骨折とは筋力低下と骨折が続けざまに繰り返される様を言います。

 

■ドミノ骨折とは?その原因は?
若いうちはあまり気になりませんが、30代後半から徐々に筋力は低下していきます。すると今まで出来ていた動作がいつの間にかできなくなります。

 

転倒もそのうちの一つ。何気ない段差で転ぶ、または何もないところで転ぶ、あるいはつまずくというのは筋力低下が主な原因です。

 

そしてある転倒で骨折するとその部位が動かせなくなります。すると筋力低下がさらに加速。こうなると体を支えることがさらにできなくなり転倒の機会が増えます。これがドミノ骨折です。

 

ドミノ骨折の原因は加齢による筋力低下ですが、現代はそれだけが原因とは言いにくい状況になっています。それは「運動不足」「筋トレ不足」という要素もドミノ骨折の原因になっているということ。

 

現代人は便利な生活を手に入れましたが、歩くという機会も含めて体を動かす機会が激減しています。移動には車、掃除は手間のかからない便利グッズの使用、洗濯は乾燥まで全自動、娯楽はパソコンやスマホやテレビで動かず。これでは加齢だけをドミノ骨折の原因にするわけにはいきません。

 

寝たきりの人が増えるのも一重に運動不足が原因です。高齢者の骨折が寝たきりにつながるというのは筋力低下が深く関わっているのです。

 

■転びやすさチェック
自分がどれほど転びやすいかは日頃の生活を見ていればわかります。なにもないところでつまずく人は確実に筋力が低下しています。

 

50代でも60代でも70代でも、筋力低下を防げている人はまずつまずくことはありません。

 

《転びやすさチェック》
・立った状態で靴下を履くことができない
・歩くスピードが最近遅くなったと感じる
・階段を降りるのが辛い、怖い
・ペットボトルの蓋を開けるのが辛い
・足が冷えやすい、冷えていると感じる

 

このチェックで一つでも当てはまると注意。2つ以上当てはまる人は要注意です。ちなみに握力は体全体の筋肉量を反映していると考えられるので、握力が弱っている人は筋肉量が低下していると考えてください。

 

■ドミノ骨折の対策
ドミノ骨折は筋肉量の低下から起こります。筋肉量の低下は20代をピークに徐々に始まるのですが、運動をしない生活をしている人は50代以降、筋肉量の低下がさらに顕著になります。

 

欧米の実験なのですが、6週間ベッドの上で生活をする実験を行ったところ、6週間後には脚の筋力が20%も低下したことがわかりました。

 

休みの日にベッドでゴロゴロしている生活を一日するだけで筋肉量は1%減少します。

 

これらの対策としてテレビで紹介していたのがラジオ体操です。これは子供の頃みんながしたことのある体操ですので、だれでも簡単に行うことができます。毎日ラジオ体操を行うことで転倒対策、ひいてはドミノ骨折の対策になります。

 

本屋で「大人のラジオ体操」という本が売っています。これは簡単ですので是非2~3セット毎日行ってください。

 

あと、転倒しやすいものを部屋の中に置かないというのもドミノ骨折の重要な対策になります。筋力がかなり強くなればつまずいても転倒までいくことはないのですが、一番は転倒するものを置かないことです。

 

背筋を伸ばして歩幅を広くし、かかとから着地するという歩き方を定着させると筋力がつきます。タンパク質の多い食事を積極的に摂取するのも重要です。

 

本に書かれている運動をするだけでもしんどいという方は、理学療法士やスポーツ整体などで行っているパーソナルトレーニングを受けるのも良いです。

 

本人に合ったやり方で筋力アップができるので、ドミノ骨折の対策が無理なくできます。オススメです。


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