線条体に『やる気スイッチ』が存在!

線条体に『やる気スイッチ』が存在!
線条体は脳の奥にあり、左脳と右脳のそれぞれにうずを巻くような形で存在しています。線条体は依存や快楽に関係のある場所で、原始的な脳に分類される部分と考えられています。

 

やる気はこの線条体と深く関係しており、報酬を予測するというスイッチが入ることでやる気がたくさん出てくるのだそうです。

 

つまり報酬を上手に活用すると線条体が働き、やる気のスイッチが入るというわけです。

 

■報酬設定による線条体の刺激はやる気が持続しない?
しかし、この報酬によって線条体に刺激を与えるという行為にはある問題があります。それは報酬を無くすとやる気がまったく無くなるということです。

 

例えば「ある簡単な課題が成功するごとに報酬を与える」という実験を行った場合、確かにやる気のスイッチが入るものの、報酬自体を無くしてしまうと元々存在していた小さなやる気すらなくなってしまうことがわかりました。

 

つまり報酬無しではやる気がまったく出なくなってしまうというわけです。

 

報酬が最初から設定されていなければ存在していた小さなやる気も、一度報酬を設定してしまうとそれが無くなった時に小さなやる気もなくなるのです。これをアンダーマイニング効果と言います。

 

アンダーマイニング効果とはundermine=土台を削り取るという意味です。

 

これは『課題を行う』というやる気が、報酬を設定することで『報酬を得る行為』に変わるためです。報酬を無くせば課題を行うための意味がなくなりますので、線条体のやる気スイッチが切れてしまうのです。

 

■やる気スイッチをONのままにする方法
線条体を刺激するとやる気スイッチが入るが、報酬による刺激を与える場合は報酬が無くなった時にやる気スイッチがまったく無くなってしまいます。

 

ではどうすればやる気スイッチをONのままにできるのでしょうか。それは報酬に刺激を見出すのではなく、課題そのものに刺激を見い出せば良いのです。

 

例えば勉強の場合、点数に重点を置くのではなく、学ぶ楽しみを覚えるとやる気がでます。仕事も同じで仕事そのものに楽しさややりがいを見出すことでやる気が持続します。

 

線条体を刺激してやる気スイッチをONのままにするには、自発的に楽しさを見つけることが肝心です。

 

また、『褒める』という行為は線条体を刺激するためやる気スイッチが入りやすくなります。これは人から褒められることが報酬として線条体が感じるからだそうです。『褒める』行為は社会的な報酬を得る行為とも言えます。

 

その他にも運動など体を動かすという行為も線条体が刺激されやる気スイッチが入りやすくなるそうです。

 

自発的な楽しさを見つけることで線条体を刺激し、やる気スイッチを常にONにしておけば、さらに人生は楽しくなると思います。


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